どうも、おおかみゆうです。
最近よく耳にする麻薬。
某トレーダーのMDMA発覚から始まり、芸能人の沢尻エリカさんがMDMA所持容疑で逮捕されました。
その上、沢尻エリカさんは10年以上前から大麻、LSD、コカインを使用していたことが判明しました。
普段聴き慣れない言葉が飛び交いあっていて今ひとつ違いがよくわかりません…。
巷で騒がれているMDMA。その他の麻薬とは?
少しまとめてみました。
麻薬の種類
麻薬には様々な種類があります。
世界の法律で禁止されているもの、日本の法律で禁止されているものの代表的な麻薬には以下のものがあります。
麻薬 | 世界の法律 | 日本の法律 |
アヘン | 該当する | 該当する |
モルヒネ | 該当する | 該当する |
ヘロイン | 該当する | 該当する |
コカイン | 該当する | 該当する |
大麻 | 該当する | 該当する |
THC | 該当する | 該当する |
LSD | 該当しない | 該当する |
MDMA | 該当しない | 該当する |
かなり数がありますよね。
今回は沢尻エリカさんが使用していたとされる、大麻、コカイン、LSD、MDMAについてお話ししていきたいと思います。
1. 大麻
麻の花冠、葉を乾燥、液体化させたもの。
マリファナと呼ばれることもある。
日本ではしめ縄などに用いられてきました。
医療の用いられることが多く、鎮痛剤などに使用されています。
人体に及ぼす影響
大麻による精神、身体における害相対的な害はタバコや酒より少ないとされています。
一般的には
・認知能力の低下
・統合失調障害
・心臓疾患がある場合死に至る。(血圧上昇による)
・めまい
などです。
タバコのような感覚で手ごろに扱え、栽培も比較的容易とされており根絶させることは難しいでしょう。
また、依存性もあり、使用している多くの人が交通事故などを起こしています。
2. コカイン
医療現場で局所麻酔薬として使用されています。(用法・容量をしっかり守り、資格を取得しています。)
人体に及ぼす影響
中枢神経に作用して興奮物質であるカテコラミンを放出させ、精神を高揚させる働きを持ちます。
摂取すると一時的に気分が爽快になり、興奮状態となります。
・依存性は極めて強く、中毒症状が顕著に現れます。
・精神病性障害…幻覚を見ます。被害妄想がひどくなる。聞こえないはずの声が聞こえる。など
3. LSD
正式名称は”リゼルグ酸ジエチルアミド”のドイツ語の略称。
半合成の幻覚剤。
人体に及ぼす影響
一般的に
・感覚や感情、記憶、時間が拡張、変化する体験を引き起こします。
・脳血管障害(死にいたる)
と言われています。
身体的作用
・交感神経症状:寒気、吐き気、不眠など
精神的作用
・幻覚や妄想
・恐怖や悲嘆
・パニック障害
MDMA
正式名称は”3,4-メチレンジオキシメタンフェタミン”。
合成麻薬の幻覚剤。
アメリカでは心的外傷後ストレス障害(PTSD)に対しての治療目的に臨床試験が行われています。
しかし、そのほかの国では違法であり、医療用としても認められていません。
俗称は”エクスタシー”。
街角で違法に取引されているものにはMDMAの純度がバラバラ。
アルコールよりも依存性が低い。
人体に及ぼす影響
セロトニンを過剰に分泌させることにより
・精神に多幸感
・他者との共感←?
・開放性、反応性の増加
・他者への親近感
・媚薬作用
が起こります。
副作用として
・水分に過剰摂取
・脳損傷
などです。
まとめ
これだけ悪害があるのに何故するのか。
今の窮屈な社会から逃れたいという意思がそうさせているのかもしれません。
薬物は違法です。所持しているだけで犯罪です。
嫌なことがあっても、逃げたくても、犯罪だけは絶対に犯してはいけません。
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